※本記事はプロモーションを含みます。

転職活動において、ITエンジニアにとってポートフォリオは自分のスキルと実績を証明する有力な手段です。本記事では、開発系だけでなくインフラ・ネットワーク系エンジニアがポートフォリオを作る方法を具体例と合わせて解説します(読了目安:約10分)。

ポートフォリオが重要な理由

職務経歴書だけでは伝わらないスキルを補完する

職務経歴書には「AWS環境の設計・運用を担当」と書けますが、実際にどの程度の規模で何をしたかは伝わりにくいです。ポートフォリオがあれば、構成図・コード・ドキュメントを通じて具体的な技術力を証明できます。

差別化につながる

同じ職務経歴のエンジニアが複数応募している場合、ポートフォリオの有無が採用可否を分けることがあります。特に中途採用では「即戦力かどうか」の判断材料になります。

自己理解と整理にもなる

ポートフォリオを作る過程で「自分は何が得意か」「何に面白さを感じるか」を整理でき、キャリア選択の判断材料にもなります。

インフラ・NW系エンジニアのポートフォリオの作り方

GitHub・GitLabにインフラコードを公開する

「インフラ系はGitHubに何も置けない」と思いがちですが、以下のようなコンテンツは公開できます。

  • Terraformで書いたAWS/GCP/Azureのインフラ定義コード
  • Ansibleのプレイブック(ローカル環境のVM設定など)
  • DockerfileやDocker Compose設定
  • CI/CDパイプラインの設定ファイル(GitHub Actions・CircleCIなど)
  • 監視ツール(Prometheus・Grafana)の設定テンプレート

技術ブログで知識を発信する

Zenn・Qiitaなどに技術記事を投稿することもポートフォリオとして機能します。「XXXのエラー解消方法」「AWS Well-Architectedの実践方法」など実務で役立ったことを書くと読者にも喜ばれます。記事の質と蓄積数がスキルの証明になります。

構成図・設計ドキュメントを作成する

実務案件の情報は公開できませんが、個人学習環境の構成図なら公開できます。例えばhome labや学習用クラウド環境の構成をdraw.ioやLucidchartで作成し、GitHubやブログに掲載しましょう。

開発系エンジニアのポートフォリオ

アプリケーション開発の実例

Web・モバイル・CLI・APIなど自分でゼロから作ったアプリケーションがポートフォリオの核になります。ポイントは「独自性があるか」「実際に動くか」「コードの品質はどうか」の3点です。

良いポートフォリオの条件

条件内容
動いているデモURLがある、または動画で動作確認できる
READMEが整備されている目的・技術スタック・セットアップ手順・使い方が書いてある
コードが読みやすい命名規則・コメント・テストコードがある
継続更新されている最後のコミットが古すぎない

ネタ切れしないための作り方

「何を作るか思いつかない」という方は、日常生活の不便を解決するツールを作る視点がおすすめです。例えば「RSSフィードを読んでSlackに通知するBOT」「作業ログをCSVに自動記録するCLIツール」など、小さくてもシンプルに動くものを作り続けましょう。

ポートフォリオを面接で活用する方法

提示するタイミング

「技術的な実績について教えてください」という質問の際に、GitHubのURLや技術ブログのリンクを提示します。事前に面接官がレビューできるよう、応募書類に記載しておくのも有効です。

説明の仕方

ポートフォリオを見せる際は「何を作ったか」だけでなく「なぜ作ったか(課題設定)」「どんな技術的な工夫をしたか(解決策)」「何を学んだか(振り返り)」の3点を説明すると技術的な思考力が伝わります。

まとめ

ポートフォリオは完璧を目指す必要はありません。小さくても、自分が作り動かしたものを継続的に積み上げていくことが大切です。インフラ系エンジニアもコード・構成図・技術記事を通じてスキルを見える化できます。今日から少しずつ始めてみましょう。

ポートフォリオサイト vs GitHubページ

ポートフォリオを公開する方法として、独自のポートフォリオサイトとGitHubページ(GitHub Pages)の2択があります。

独自ポートフォリオサイトのメリット

  • デザインを自由にカスタマイズできる
  • 作品をギャラリー形式で整理・表示できる
  • ドメインをカスタムにすることでプロとしての印象を与えられる

GitHub Pagesのメリット

  • 無料でHTTPS配信が可能
  • コードとポートフォリオを同一プラットフォームで管理できる
  • 静的サイトジェネレーター(Jekyll・Gatsby・Hugo等)と組み合わせられる

継続的なポートフォリオのメンテナンス

ポートフォリオは「作って終わり」ではなく、定期的な更新が重要です。

更新頻度の目安

  • 月1回以上:新しいプロジェクトや技術記事の追加
  • 四半期ごと:使用技術・スキルセットの見直し
  • 転職活動前:全体のブラッシュアップ

インフラエンジニアにとくに有効なコンテンツ

  • IaCコード(Terraform・Ansible)のサンプルリポジトリ
  • 構築した検証環境のアーキテクチャ図
  • 運用自動化スクリプト(シェルスクリプト・Python)
  • 資格取得の学習メモや合格体験記(Zennやブログ)

ポートフォリオ作成でよくある疑問

業務案件をポートフォリオに使っていい?

業務案件は機密情報を含むため、そのまま公開することはできません。「特定の案件でAWS移行を担当した」という事実は職務経歴書に記載し、ポートフォリオには個人学習で作った同等の構成を別途用意する形が一般的です。

GitHubのcontribution数は重要?

Contributionグラフ(芝)の量よりもコードの内容が重要です。毎日コミットしていても中身が空ならマイナスになることもあります。質の高いコードと丁寧なドキュメントを持つリポジトリを数件用意する方が効果的です。

英語のポートフォリオは必要?

国内企業への転職であれば日本語のREADMEで問題ありません。グローバル企業や英語が必須の職場を狙うなら英語対応があると有利です。ただし、英語より中身の充実度を優先することをおすすめします。

免責事項

本記事の情報は執筆時点のものです。資格試験の合格・年収は個人の努力・環境により大きく異なります。転職・キャリアに関する判断は必ず公式情報および専門家にご確認ください。

採用担当者の視点から見たポートフォリオ評価ポイント

実際に採用側がポートフォリオを評価する際に重視するポイントを知っておくと、より戦略的に作成できます。

技術選択の理由が述べられているか

「なぜこのフレームワーク・ツールを選んだのか」という選択理由がREADMEや技術記事に書いてあると、技術的な思考力と判断力が伝わります。「流行っているから」ではなく「〇〇の課題を解決するためにXXXを選んだ」という論理性が評価されます。

失敗と改善の記録も価値がある

うまくいった成果だけでなく、「最初はXXXで実装したが〇〇の問題が出たため△△に変更した」という改善の履歴も評価されます。試行錯誤の過程がエンジニアとしての成長意欲を示します。

アクセス解析データの活用

技術ブログにGoogle Analyticsを設置して、記事の月間PV数や読了時間を面接で示せると説得力が増します。「月3,000PVの技術記事を持っています」という実績は採用担当者の印象に残ります。

免責事項

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たから
サラリーマンをしながら開業して経営やってます。 今年、本業で独立・別事業を起業予定です。 ◆経験:IT講師/インフラエンジニア/PM/マネジメント/採用/運用・保守・構築・設計 ◆取得資格:CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900/FE/サーティファイC言語 ◆サイドビジネス:アパレル事業/複数のWEBメディアを運営