マインドセット|社会人の金融リテラシー

社会人ITエンジニアが知っておくべきお金の基礎知識|税金・iDeCo・NISA・老後資金のキホン

「給与明細の見方が分からない」「NISAって何?」——社会人ITエンジニアが知っておくべき税金・社会保険・投資・老後資金の基本と、フリーランス転換時の注意点を解説します。

読了目安:約18分更新日:2026年4月

💡 技術スキルを磨くのと同様に、お金の知識(金融リテラシー)もキャリア全体の幸福度に直結します。税金・節税・投資の基礎知識を持つことで、同じ年収でも手元に残るお金が大きく変わります。

この記事を書いた人
現役ITエンジニア・IT講師(経験14年)
CCNA・CCNP 取得LPIC-1 保有SES現場を複数経験

フリーランス独立準備・税務の実践を通じてお金の知識の重要性を実感してきた立場から解説します。

1. 給与から差し引かれる主な控除項目

控除項目概要目安(額面400万円の場合)
健康保険料医療費の保険。会社と折半月約20,000円
厚生年金保険料老後の年金。会社と折半月約36,000円
所得税(源泉徴収)年収から各種控除を引いた課税所得に課税年約18万円
住民税前年の所得に対して翌年課税月約15,000円

2. ITエンジニアが活用できる主要な節税手段

1
iDeCo(個人型確定拠出年金)
掛金が全額所得控除になる。月23,000円(会社員の場合)積み立てることで年間約46,000円の節税効果(所得税+住民税20%の場合)。60歳まで引き出し不可の点に注意。
2
新NISA(少額投資非課税制度)
2024年から恒久化した新NISA。年間360万円まで投資できて運用益・配当が非課税。インデックスファンドへの長期積立投資が最もシンプルな活用法。
3
ふるさと納税
年収400万円なら約45,000円まで実質自己負担2,000円で地方自治体に寄付できる。食品・日用品の返礼品も受け取れる。

3. フリーランス転換時の注意点

  • 国民健康保険への切り替え:会社を辞めると保険料が大幅に上がるケースがある。前年の所得が高いほど保険料が高くなる
  • 国民年金への切り替え:厚生年金から国民年金(月16,980円・2024年度)に変わる。iDeCoで老後資金を補完する
  • インボイス制度への対応:2023年10月からインボイス制度が開始。登録事業者になるかどうかの判断が必要
📌 この記事のポイント
  • 給与からの控除は健康保険・厚生年金・所得税・住民税。手取りは額面の75〜80%が目安
  • iDeCo(所得控除)・新NISA(非課税投資)・ふるさと納税が会社員エンジニアの主要節税3手段
  • フリーランス転換時は国保保険料の増加・国民年金・インボイス対応の3点を事前に準備する

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※税金・社会保険の詳細は年度・個人状況により変わります。税理士・FPへの相談を推奨します。

ABOUT ME
たから
サラリーマンをしながら開業して経営やってます。 今年、本業で独立・別事業を起業予定です。 ◆経験:IT講師/インフラエンジニア/PM/マネジメント/採用/運用・保守・構築・設計 ◆取得資格:CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900/FE/サーティファイC言語 ◆サイドビジネス:アパレル事業/複数のWEBメディアを運営