Amazon Aurora入門|MySQL互換の高性能マネージドDBをインフラエンジニアが解説

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Amazon Aurora入門|MySQL互換の高性能マネージドDBを徹底解説
「RDSとAuroraって何が違うの?」——Amazon Auroraの仕組み・RDSとの違い・マルチAZ設計・Performance Insightsによるチューニングまでインフラエンジニア向けに解説します。
💡 Amazon AuroraはMySQL・PostgreSQL互換でありながらRDSの最大5倍の性能を持つクラウドネイティブDB。エンタープライズシステムでの採用が急増しています。
1. AuroraとRDSの違い
| Amazon RDS(MySQL) | Amazon Aurora(MySQL互換) | |
|---|---|---|
| 性能 | 標準 | 最大5倍高速(AWSの検証値) |
| ストレージ | 固定サイズ、手動拡張 | 自動拡張(最大128TiB) |
| レプリカ | 最大5台のリードレプリカ | 最大15台のAuroraレプリカ |
| フェイルオーバー | 数分 | 30秒以内(Auroraレプリカあり) |
| コスト | 低め | RDSより高め(性能比では割安) |
RDS側のマルチAZ配置・リードレプリカの設定手順はAWS RDS入門|マルチAZ・リードレプリカ設定で詳しく解説しています。
2. Auroraの主要機能
Azure側の対応サービス(Azure Database for MySQL・Cosmos DBなど)との違いはAWSとAzureの比較完全ガイドで整理しています。
3. Aurora MySQLのバージョン体系(version 1/2/3)とEOL対応
「Amazon Aurora MySQL 1」というキーワードで検索してこの記事にたどり着いた方は、既存システムがAurora MySQL version 1で構築されており、バージョンアップの要否を調べているケースが多いと思われます。結論から言うと、Aurora MySQL version 1(MySQL 5.6互換)は2023年2月28日にすでにサポート終了(EOL)済みで、延長サポートの提供もありません。現在稼働中のシステムでversion 1を使い続けることはできないため、まだ移行していない場合はただちにversion 2(MySQL 5.7互換)またはversion 3(MySQL 8.0互換)へのアップグレードが必要です。
| バージョン | MySQL互換 | ステータス(2026年時点) |
|---|---|---|
| Aurora MySQL version 1 | MySQL 5.6互換 | EOL済み(2023年2月28日)。延長サポートなし |
| Aurora MySQL version 2 | MySQL 5.7互換 | 標準サポート終了が近づいており、RDS Extended Supportで2027年2月まで延命可能 |
| Aurora MySQL version 3 | MySQL 8.0互換 | 現行の推奨バージョン |
version 1からversion 2/3への直接アップグレードはできない組み合わせがあるため、AWS公式のアップグレードパス(Aurora MySQL version 1 end of life ガイド)を確認したうえで、まず検証環境でアップグレード手順とアプリケーション互換性を確認してから本番環境へ適用することをおすすめします。
4. Performance Insightsでクエリをチューニング
まず、Aurora(およびRDS)のPerformance Insightsを有効化することで、データベースの負荷状況とSQLレベルのパフォーマンスを可視化できます。「どのSQLが最もDB負荷を上げているか」をグラフで確認し、インデックス追加等の対策を取ることがインフラエンジニアのDB運用の基礎スキルです。
5. TerraformでAuroraクラスターを構築
- aws_rds_cluster:Auroraクラスターを作成するリソース。engine=”aurora-mysql”を指定
- aws_rds_cluster_instance:ライター1台+リードレプリカ1〜2台を別々に定義
- aws_db_subnet_group:プライベートサブネット2〜3AZに設定してマルチAZを実現
- aws_security_group:アプリケーション層からのみポート3306の接続を許可する最小権限設定
- AuroraはRDSより高性能・高可用性。エンタープライズ用途での採用が増加中
- Aurora Serverless v2で開発環境・低トラフィック環境のコスト削減が可能
- Performance InsightsでSQLレベルの負荷を可視化してチューニングする
よくある質問(FAQ)
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