Kubernetesとは?インフラエンジニア向けK8s入門|なぜ今必須のスキルか解説

現場実践|K8s入門
Kubernetesとは?
インフラエンジニア向けK8s入門
「Kubernetesってなぜ必要?」「Dockerとどう違うの?」——現場で急速に普及するKubernetesの必要性・基本概念・学習方法をインフラエンジニア向けに解説します。
1. なぜKubernetesが必要か
まず、Dockerだけでコンテナを管理する場合、本番環境では以下の課題が生じます。
- コンテナが落ちても自動で再起動されない
- アクセスが増えても自動でコンテナ数が増えない(スケールアウトできない)
- 複数サーバーにまたがるコンテナの管理が手動では困難
- ローリングアップデート(無停止でバージョン更新)ができない
また、これらを解決するのがKubernetesです。つまり、コンテナの自動起動・スケーリング・負荷分散・デプロイ管理を自動化してくれるプラットフォームです。
2. 基本概念
Pod
K8sの最小デプロイ単位。1つ以上のコンテナをまとめたもの。同じPodのコンテナはIPアドレスを共有する。
Deployment
Podの数・バージョンを宣言的に管理するリソース。「Podを3台維持する」「v2にローリングアップデートする」を自動管理。
Service
Podへのネットワークアクセスを提供するリソース。複数Podへの負荷分散・外部公開を担当する。
Namespace
K8sリソースを論理的に分離する仕組み。開発・ステージング・本番の環境を1クラスター内で分けられる。
3. アーキテクチャ概要
また、Kubernetesは「Control Plane(マスターノード)」と「Worker Nodes(ワーカーノード)」の2層構成です。
| コンポーネント | 役割 |
|---|---|
| API Server | K8sへの全リクエストを受け付けるエントリーポイント |
| Scheduler | どのWorkerノードにPodを配置するか決定する |
| etcd | クラスターの全設定・状態を保存する分散KVストア |
| kubelet | 各WorkerノードでPodの起動・監視を担当する |
4. マネージドK8sサービス
なお、Control Planeをクラウドプロバイダーがフルマネージドするサービスがあります。具体的には以下です。
Amazon EKS(AWS)
AWSのマネージドK8s。EC2またはFargateでWorkerノードを運用。AWSとの統合が深く国内シェアが高い。
Azure AKS(Azure)
AzureのマネージドK8s。Azure DevOps・ACRとの連携がシームレス。エンタープライズ系で多く採用される。
5. 学習ロードマップ
1
Docker・コンテナの基礎を理解する
K8sを学ぶ前にDockerの基本(イメージ・コンテナ・Compose)を理解することが必須。
2
minikubeでローカルK8s環境を構築する
minikubeはローカルPCで動くK8s環境。kubectlコマンドでPod・Service・Deploymentの操作を練習できる。
3
CKA(Certified Kubernetes Administrator)を目指す
K8sの実践スキルを証明する国際資格。実技試験形式で現場力が問われる。
📌 この記事のポイント
- KubernetesはDockerの「自動管理・スケーリング版」で本番環境のコンテナ運用に必須
- Pod・Deployment・ServiceがK8sの3大基本リソース
- AWS EKS・Azure AKSのマネージドサービスを活用するのが現場での主流
- Docker基礎→minikubeで練習→CKA取得が学習の王道ルート
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本記事はRoute Bloom編集部が公式ドキュメント・技術仕様書の一次情報をもとに作成しています。ITインフラ・技術情報は急速に変化するため、実装前に最新の公式ドキュメントをご確認ください。情報の正確性には万全を期していますが、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
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本記事はRoute Bloom編集部が各ベンダー公式ドキュメント・エンジニア監修をもとに作成しています。インフラ・クラウド構築は環境により異なります。本番環境への適用前に必ずテストを実施してください。情報の正確性には万全を期していますが、最新情報は各公式ドキュメントをご確認ください。
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