VMwareオンプレミスからAWSへの移行入門|移行戦略・アセスメント・MGNの使い方

現場実践|クラウド移行
VMwareオンプレミスからAWSへの移行入門|移行戦略・アセスメント・MGNの使い方
「社内のVMware環境をAWSに移行したい」——オンプレミスのVMware仮想マシンをAWSに移行するための移行戦略(6R)・アセスメント・AWS MGN(Application Migration Service)を使った実際の移行手順を解説します。
💡 VMwareからAWSへの移行はエンタープライズIT市場で最も需要が高い案件の一つ。「6Rの移行戦略を理解しアセスメントができるエンジニア」は市場で特に引く手あまたです。
1. 6R(移行戦略)の概念
| 戦略 | 概要 | 適した場合 |
|---|---|---|
| Rehost(リフト&シフト) | そのままクラウドに移す | まず移行を早急に完了させたい場合 |
| Replatform | 少しだけ変更してクラウド最適化 | DBをRDS化・WebサーバーをECSに変更等 |
| Refactor | クラウドネイティブに再設計 | 長期的に最高のパフォーマンスが必要な場合 |
| Retire | 廃止する | もう使われていないシステムを移行前に廃止 |
| Retain | 現状維持 | 移行コストが価値を上回る場合・規制上の制約 |
2. 移行前のアセスメント
- AWS Migration Evaluatorを使う:オンプレのサーバー情報を収集してAWS移行後のコストを自動試算するツール。移行の費用対効果を事前に検証できる
- 依存関係の調査(重要):移行する前に「どのサーバーがどのサーバーと通信しているか」の依存関係を把握する。AWS Application Discovery Serviceで自動収集できる
- 優先順位の決定:移行しやすいシステム(非ミッションクリティカル・依存関係が少ない)から始めるウェーブ計画を立てる
3. AWS MGN(Application Migration Service)を使ったリフト&シフト
1
移行元サーバーにAWS Replication Agentをインストール
オンプレの仮想マシンにAWSのエージェントをインストールすると、データがS3を経由してAWSにレプリケーションされ始める。
2
テスト移行でEC2インスタンスを起動する
本番移行前にテスト環境でEC2を起動してアプリケーションが正常に動作することを確認する。
3
カットオーバー(本番移行)を実施
メンテナンス時間に移行元を停止してカットオーバーを実行。DNS切り替えで本番切り替えを完了する。
📌 この記事のポイント
- 6Rの移行戦略(Rehost・Replatform・Refactor・Retire・Retain)の理解が移行案件の最初のステップ
- 移行前のアセスメント(依存関係調査・コスト試算)が移行プロジェクトの成否を左右する
- AWS MGNを使えばエージェントインストールだけでVMwareからEC2へのリフト&シフトが実現できる
よくある質問(FAQ)
Q. VMwareオンプレミスからAWSへの移行を学ぶ上で、前提知識は何が必要ですか?
基本的なネットワーク知識(IP・サブネット・ルーティングの概念)とLinuxコマンドの基礎があると学習が進めやすいです。CCNA・LinuC Level1程度の知識があれば十分です。クラウド自体はGUIで操作できるため、プログラミングの知識がなくても始められます。
Q. VMwareオンプレミスからAWSへの移行の資格取得にはどのくらいの費用がかかりますか?
AWS・Azure・GCPともに試験費用は15,000〜30,000円程度です。学習教材としてUdemyのオンライン講座(セール時2,000〜3,000円)と公式ドキュメント(無料)の組み合わせが費用対効果が高いです。ハンズオン練習のクラウド利用料は月2,000〜5,000円程度見ておくとよいでしょう。
Q. クラウド系のスキルは将来性がありますか?
クラウド関連スキルの将来性は非常に高いです。企業のクラウド移行は今後も続き、2026年現在でもAWS・Azure認定資格保有者の需要は旺盛です。フリーランス市場でもクラウドエンジニアの単価は月80〜120万円と高水準で、今から学ぶ価値は十分あります。
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本記事はRoute Bloom編集部が公式ドキュメント・技術仕様書の一次情報をもとに作成しています。ITインフラ・技術情報は急速に変化するため、実装前に最新の公式ドキュメントをご確認ください。情報の正確性には万全を期していますが、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
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本記事はRoute Bloom編集部が各ベンダー公式ドキュメント・エンジニア監修をもとに作成しています。インフラ・クラウド構築は環境により異なります。本番環境への適用前に必ずテストを実施してください。情報の正確性には万全を期していますが、最新情報は各公式ドキュメントをご確認ください。
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